【自毛植毛FUE法とは?】自然で傷跡が目立たない“次世代の植毛法”

植毛

自毛植毛には大きく分けて「FUT法」と「FUE法」の2種類があります。

今回はそのうち、より自然で、頭皮へのダメージが少ない方法として注目されている「FUE法」について、やさしく解説していきます🌱

自毛植毛:FUE法とは?

FUE法(Follicular Unit Excision)は、後頭部から毛根を1本ずつ丁寧にくり抜いて移植する方法です。
FUT法のように帯状に皮膚を切り取ることがないため、メスを使わず、傷跡がほとんど残らないのが特徴です。

極細のドリルのような器具を使い、拡大鏡の下で角度や深さを確認しながら、
毛穴単位で毛根を採取していきます。

その後、採取した毛根(グラフト)を薄毛部分に移植。
時間をかけて、少しずつ自然な発毛が戻っていきます。

💡 FUT法との違い

比較項目 FUT法 FUE法
採取方法 後頭部の皮膚を帯状に切り取る 毛根を1本ずつくり抜く
傷跡 線状の傷が残る 点状の小さな傷のみ
採取できる毛根数 多い(最大7000株ほど) 少なめ(2000〜3000株)
手術時間 比較的短い 長め(丁寧に採取するため)
向いている人 広範囲の薄毛を改善したい方 傷跡を残したくない方・短髪の方

🌸 FUE法のメリット

  • メスを使わないため痛みや出血が少ない

  • 自然な仕上がりで、後頭部の傷跡もほとんど目立たない

  • 手術後の回復が早く、仕事復帰もしやすい

  • 髪を短くしても傷跡が分かりにくい

⚠️ 注意点・デメリット

FUE法は繊細な技術が必要なため、
医師の経験や技術力によって仕上がりに差が出やすい方法でもあります!!

また、毛根を1本ずつ採取するため時間がかかり、
費用もFUT法より高くなる傾向があります😱さらに採取できる毛根数が限られているため、
広範囲の薄毛にはFUT法を選ぶケースもあります💡

 FUE法の仕組みを簡単に説明すると…

  1. ドナー採取:後頭部などの健康な毛根を極細パンチでくり抜く

  2. グラフト作成:採取した毛根を整え、移植の準備

  3. 移植:薄毛部分に小さな穴を開け、毛根を丁寧に植え込む

  4. 発毛完了:半年〜1年ほどで自然な髪が生えそろう

🌱 髪と未来からのひとこと

FUE法は、自然な見た目と日常生活への負担の少なさを両立した、現代的な植毛法です。
「傷跡を残したくない」「自然な仕上がりにしたい」という方にぴったり。

一方で、費用や施術時間、医師の技術差などもあるため、
クリニックを選ぶ際はしっかりカウンセリングを受け、
自分に合った方法を選ぶことが大切ですよ(=゚ω゚)ノ✨

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