【医師監修】自毛植毛の仕組みと2つの手法を徹底解説|FUT法とFUE法の違いとは?

基礎知識

薄毛治療というと「育毛剤」や「内服薬」を思い浮かべる人が多いでしょう。
しかし、これらの方法では改善に時間がかかるうえ、効果に個人差もあります💦

自毛植毛は、そんな悩みを持つ男性にとって、より確実で自然な解決法。
「髪を増やす」のではなく、今ある健康な毛を再配分するという発想の治療法ですヽ(^o^)丿✨

自毛植毛の基本構造──「後頭部の毛を前へ移す」

髪の毛は、男性ホルモンの影響を強く受ける「薄毛になりやすい領域(前頭部・頭頂部)」と、
影響を受けにくい「薄毛になりにくい領域(側頭部・後頭部)」に分かれます。

自毛植毛では、薄毛になりにくい後頭部の毛根を採取し、
薄毛が進行している前頭部や頭頂部に移植します。

移植した毛は、もともと「薄毛になりにくい性質」を持っているため、
移植先でも同じように生え続けます。
つまり、自分の髪を使うからこそ、拒絶反応もなく、自然な仕上がりが可能なのです。

自毛植毛の2つの手法

① FUT法(ストリップ法)

後頭部の頭皮を帯状に切り取り、顕微鏡で毛包単位に分けて移植する方法です。
採取効率が高く、質の良い毛根を大量に確保できるのが特徴。

  • 採取数:1回あたり約1,600〜2,000グラフト

  • 傷跡:線状の傷が残るが、髪で隠せば目立たない

  • 手術時間:約4〜5時間(局所麻酔)

  • 向いている人:広範囲に薄毛が進行している人

FUT法は世界的にも標準的な方法で、
密度の高い仕上がりを求める男性に適しています。

② FUE法(パンチ法)

細い金属製のパンチで、毛根を1本ずつくり抜いて採取する方法。
頭皮を切らないため、傷跡が目立ちにくく、術後の痛みも少なめです。

  • 採取数:1回あたり約800〜1000グラフト

  • 傷跡:点状の小さな跡が残る(1cm以上の髪で隠れる)

  • 手術時間:4〜6時間程度

  • 向いている人:部分的な薄毛を自然にカバーしたい人

ただし、FUE法は毛根をくり抜く際に断裂リスクが高く、採取効率が低いというデメリットも。
一度に広範囲の移植を行うには不向きです。

採取できるグラフト数と回数の目安

項目 FUT法 FUE法
1回あたりの採取量 約1600〜2000グラフト 約800〜1000グラフト
生涯総採取可能量 約5000〜6000グラフト 約2500〜3000グラフト
特徴 効率が良く質の高い毛根を採取可能 傷跡が少なく自然だが量に限界あり

費用の目安と選び方のポイント

自毛植毛は保険適用外で、すべて自己負担となります。
クリニックによって費用は異なりますが、
一般的にはFUE法がFUT法の約2倍の費用がかかります。
部分的な植毛(本数少なめ)なら数十万円台から始まり、広範囲になると100万円~200万円を超えるケースもあるというのが実情です💦

選ぶ際は、以下の点を意識すると良いでしょう。

  • 広範囲の薄毛 → FUT法で効率よくボリュームアップ

  • 部分的な薄毛や自然さ重視 → FUE法で目立たない移植

  • 将来的な脱毛進行も考慮 → 医師と長期計画を立てることが重要

自毛植毛のゴールは「自然な仕上がり」

髪の濃さを完全に元に戻すことはできませんが、
自然に見える密度へ近づけることは可能です。

ポイントは、医師の経験と技術力。
丁寧なカウンセリングを行い、
将来の脱毛進行まで見据えた設計をしてくれるクリニックを選ぶことが大切です。

まとめ|「髪を増やす」ではなく「活かす」

自毛植毛は、自分の髪を再配置して見た目を整える治療法
人工毛や薬剤に頼らず、自分自身の髪で自然な若々しさを取り戻せます。

「もう髪は戻らない」と諦めていた男性でも、
適切な方法と信頼できる医師に出会えば、
見た目の印象を大きく変えることができるでしょう。

髪は“増やす”よりも“活かす”時代!
技術も年々進化していて、昔のような「植毛っぽさ」はほとんどありません(/ω\)
もし悩んでいるなら、まずは専門医のカウンセリングを受けてみるのが一歩目です😝

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