年齢を重ねるにつれて、少しずつ気になってくる「髪のボリューム」。
最近では、若い世代からAGA(男性型脱毛症)に悩む方も増えています。
今回は、AGAの基本構造と進行タイプ、そして治療・ケアの第一歩として知っておきたい毛周期(ヘアサイクル)について解説します。
そもそもAGAとは?

AGAとは「Androgenetic Alopecia(男性型脱毛症)」の略で、
男性ホルモンの影響によって髪の成長サイクルが短縮し、毛が細く・抜けやすくなる症状です。
思春期以降の男性に多く見られ、放置すると徐々に進行していくのが特徴(/ω\)💦
最近では女性にも同様の症状が見られるケースもあり、早めの対策が大切です!!
🧬 毛の成長サイクル(毛周期)とは?
健康な毛髪は「毛周期(ヘアサイクル)」というサイクルで生え変わっています。
ステージ | 内容 |
---|---|
成長期 | 毛が伸び続ける期間。全体の約80~90%を占めます。 |
退行期 | 毛根の活動が弱まり、成長が止まる時期。 |
休止期 | 毛が抜け落ち、新しい毛に生え変わる準備期間。 |
通常はこのサイクルを3~5年かけて繰り返しますが、
AGAが進行すると「成長期」が極端に短くなり、細く弱い毛しか育たなくなるのです。
⚖️ AGAの進行タイプは3種類

AGAの進行パターンは大きく3タイプに分類されます👇
タイプ | 特徴 |
---|---|
M字型 | 生え際の両端が後退していくタイプ。額が広く見える。 |
U字型 | 前頭部全体が後退し、頭頂部とつながりやすい。 |
O字型 | 頭頂部(つむじ周辺)から薄くなっていくタイプ。 |
いずれも「進行性」であり、放置してしまうと範囲が広がるため、
初期段階でのケアと治療が非常に重要です(>_<)!!
💡 抜け毛の目安と異常のサイン
一般的に、健康な人でも1日50〜100本程度の抜け毛は自然現象です。
ただし、最近になって抜け毛の量が増えた、髪が細くなったと感じる方は要注意。
「気づいたときが始まり」です。
この段階で生活習慣・頭皮ケア・医療相談を取り入れることで、進行を止められる可能性があります。
🌱 まとめ

-
AGAは男性ホルモンが関係する進行性の脱毛症
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髪の毛は「成長期→退行期→休止期」を繰り返している
-
進行タイプは「M字・U字・O字」の3つ
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早期ケアで進行を食い止めることができる
髪のボリュームダウンが気になり始めたら、まずは自分の毛周期と薄毛タイプを知ること。
そのうえで、医療・サプリ・アロマケアなど、自分に合ったケアを組み合わせるのがポイントです(^o^)丿✨
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